【FX突撃取材!】12月3日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2025年12月3日12時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■12月3日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
植田日銀総裁がタカ派シフトも、米ドル/円は底堅い。
次の会合で「利上げの是非を議論」するとした一昨日1日(月)の植田総裁発言は、事実上の「予告」とされた。
もっとも、市場のメインフォーカスはすでに来年の金融政策へと移行していることに加え、1回の利上げで円安トレンドが転換する見込みも小さいことから、円安の基調そのものは継続している。
米ドル相場は、年末決算を控える米企業のレパトリによる実需買いの恩恵を受ける一方、ハセットNEC委員長(ハト派)がFRB議長に指名される可能性が一段と高まっており、上下ともに動きにくい展開となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
年末にかけた流動性低下期待も背景に、為替は全体として大きな動意を欠く地合いが続くと思われる。
日銀とFedはともに次の行動に向けた地ならしを完了させており、金利スワップ市場の織り込みも80%程度まで進むなか、12月会合でのサプライズ余地は大きくない。
目先の注目は本日3日(水)の米ADP雇用統計とISM非製造業景況指数だ。しかしながら、悪化予想がすでに織り込まれており、リスクは上方向に大きい。
来年の米利下げ織り込みを現状の2回から1回方向へと減らすような結果となれば、米ドルには一定の買い戻しが生じるだろう。
米ドル/円は引き付けて、押し目買いから参入したい。
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