【FX突撃取材!】11月8日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2023年11月8日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月8日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週はハトだったFOMCや、悪い米雇用統計が重なり、米ドル/円は一時149.15円付近まで下落した。しかし、週明けには再び米ドル/円は150円台を回復し堅調な地合いを維持しつつある。米ドル/円は天井を打ったとの声も聞こえてくるが、FRBは高い金利が維持され、日銀も金融緩和政策がしばらく続くのであれば、やはりダウントレンド入りするストーリーは描けない。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米景気後退懸念や、日銀の引き締めが意識される局面では瞬間的に売り込まれることはあるが、米ドル/円が沈み続けることはないだろう。先週のイベント通過で材料は出尽くした感から強いアイデアはないものの、目先は神田財務官がスタンバイ発言を行った151円ミドルまではじり高となるのではないかと予測している。ただ、151円後半からは介入警戒レベルが上がってくるため、突っ込み過ぎないように注意したい。また、明日9日(水)にパウエルFRB議長の発言が予定されているが、先週ハト派に変貌したこともあり、マーケットが楽観しているようだと冷や水を浴びせてくる可能性はある。こちらにも耳を傾けたい。
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