【FX突撃取材!】10月11日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2023年10月11日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月11日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
情報端末からはハマスとイスラエルの軍事衝突のヘッドラインばかりだ。イスラエル中銀の為替介入計画(ドル売り)が伝わってからはドル安圧力が強まったほか、スイスフランなどの安全通貨が選好されている。原油価格も4%ほど上昇するなど中東の戦火がより大規模なものとなれば、リスクオフムードが拡大する可能性に留意しておきたい。また、FRB要人からは追加利上げに消極的なハト派発言が続いているほか、日銀の政策修正に絡む思惑、149円後半からは介入警戒と米ドル/円は上値が重くなりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円は上も攻め切れないが、下も底堅いので難しいマーケットになってきた印象。149円を中心に少し大きめのレンジ相場を想定して立ち回りたい。あしもとの経済指標では明日12日(木)の米CPIがメインイベントになる。FRB要人からは追加利上げに消極的な発言が続いているため、事前予想通りインフレ鈍化が確認できれば追加利上げはなしというシナリオで進んでいくだろう。来週予定されているパウエルFRB議長の発言でも、追加利上げについての言い回しに変化が出てくるのではないかと考える。
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