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【FX突撃取材!】9月20日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2023年9月20日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■9月20日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

今週は明日21日(木)日本時間未明のFOMCをメインに、明後日22日(金)に日銀金融政策決定会合が予定されている。日米の金融政策が明確に「ハト・タカ」の結果となれば、米ドル/円は150円台も射程圏内に入る重要局面とみておきたい。このほか、明日21日(木)には軒並み利上げ予想のスイス・英BOE・トルコの政策金利発表、22日(金)は欧米のPMI速報が控えている。中銀イベントウィークで十分すぎるラインナップ、幅広い通貨でボラティリティが高まる展開となりそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

FOMCでは、政策金利は据え置きがほぼ織り込まれており、波乱はないだろう。ただ、引き続き流動的な残り1回の利上げ有無について、声明やパウエルFRB議長会見からヒントを見極めたい。パウエルFRB議長はタカ派スタンスを維持し、あくまでデータ次第と含みを持たせそうだが、今回は四半期に一度、FOMCメンバーの政策金利見通しであるドットチャートも公表される。2023年末時点の水準(前回中央値:5.625%)から追加利上げの可能性が示されれば、今回は「タカ派な据え置き」となる。一方、22日(金)の日銀会合のコンセンサスは、現行の金融緩和継続で動きなしが見込まれている。政策正常化の観測は、一時より沈静化しているものの、海外勢を中心に思惑は依然根強く、今回も注目度は高い。植田総裁の会見では正常化に向けた質疑が飛び交うと想定される中、サプライズや目新しい言及がなければ円売りで走りそうだ。

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