【FX突撃取材!】9月6日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2023年9月6日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月6日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円が強い。本日6日(水)午前8時頃に神田財務官から円安けん制発言があり、一時下押しする場面もあったが、反応は限定的で結局は年初来高値を更新している。先週の米雇用統計は強い数字と言える内容ではなかったが、欧州経済の陰りや中国リスクが嫌気され、消去法的に米ドルが買われているのだろう。一方、円も日経平均株価が連騰するなか、為替ヘッジの円売りが追加的に出やすい状況なので、株高が円安を後押ししている側面もある。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円の上目線に変わりはない。高値圏でもあるので走るところをついて行くか、押し目を待つかはトレードスタイルによるところだろう。為替介入について警戒は必要だが、神田財務官や鈴木財務相らの口先介入で下がったところは拾っていきたい。実弾介入については米ドル/円がこの1カ月弱の間145円超の水準で定着していることから、余程のスピードで上がらない限り、150円までは恐れすぎる必要はないのではないか。もちろん、米ドル/円上昇のクライマックスはいずれやってくるが、トレンドに乗れるうちは乗っておきたい。
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