【FX突撃取材!】2月15日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2023年2月15日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■2月15日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日14日(火)発表された注目の米CPIは7か月連続のインフレ鈍化が確認されたものの、前年同月比が6.4%と予想(6.2%)を上回り、アメリカのインフレ鈍化ペースに疑問符が付いた。米ドル/円はCPI発表後に乱高下したが、米金利の上昇を背景に133.30円と約1か月ぶりの高値を更新している。また、昨日は複数のFRBメンバーから発言があったが、概ねタカ派姿勢は変わっておらず、今回CPIの結果も重なって、市場は3月と5月はもちろん6月の利上げも50%ほど織り込み始めた。明確な上昇トレンドとは言えないものの、米金利は上昇しており、ドル買い圧力は高まっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
日銀新総裁関連のヘッドラインに円は振らされるが、足もとの強い米経済指標や、インフレ鈍化を背景に米ドル/円は強気スタンスで臨みたい。データ次第の側面はあるが、本日15日(水)に発表される米小売売上高や、明日16日(木)に発表される米卸売物価指数(PPI)が強い数字であればドル円は135円が視野に入る。また、アクティブなプレイヤーが130円台から断続的にショートで捕まっているので、うまくストップを巻き込めれば上昇に拍車がかかるかもしれない。ただし、ストップを巻き込む場合は上ヒゲになる可能性もあり、高いところを突っ込みたくないのであれば下落時に押し目を拾っていく戦略でもいいだろう。
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