【FX突撃取材!】9月14日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年9月14日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月14日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日13日(火)の米CPIの結果は、総合が+8.3%(予想8.1%)、コアが+6.3%(予想6.1%)と、市場予想を上回る結果だった。これを受けて米ドル/円は急騰。今回のCPIでは、米国のインフレがピークアウトするといった空気感というか期待感が漂っていたが、総合もコアも完全否定する形となった。これでインフレとの戦いは簡単ではないと改めて認識されており、マーケットはリスクオフのモメンタムだ。また、来週行われるFOMCの利上げ確率も、0.75%をさらに上回り1.00%の大幅利上げ予想者が、30%を超える状況となっている。FRBがブラックアウト期間に入り、方向性へのヒントが見えてこないだけに神経質な地合いが続くだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ユーロ/米ドルは再びパリティ(1.0000ドル)割れをしており、冷えたマーケットの状況からも売り場探しだろう。米ドル/円も145円を試す展開だが、本日14日(水)は、東京時間から神田財務官が「緊張感を持って監視し、あらゆるオプションを排除せずに適切な対応をしたい」と円安けん制発が飛び出すなど、突発的な円高をこなしながらのトレードをしなくてはならない。ただ、日銀が金融緩和を継続する中、実弾介入の正当化は難しく、口先介入で下がったところは押し目買いを狙っていくオペレーションが第一感となる。
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