【FX突撃取材!】8月24日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年8月24日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月24日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日23日(火)の欧州PMIはまちまちの結果ながら、全般的に前回から水準を下げるなど、英欧の景気動向への警戒感は日ごとに強まっている。また、同日に発表された米PMIも予想を大きく下振れ一時的にドル売りが加速したが、米長期金利の上昇と共に回復しており、ドル高圧力は揺らいでいない印象。そのような中で、明日25日(木)からジャクソンホール会議が開催される。注目ポイントはパウエルFRB議長がどこまで「タカ」になれるかだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ジャクソンホールで注目されるパウエルFRB議長の講演は、明後日26日(金)日本時間23時から予定されている。しかし、事前に原稿が公表される可能性もあるので、ヘッドラインには注意しておきたい。講演内容だが、足元FRBボードメンバーの発言を聞く限り、多少マーケットが冷えたとしてもインフレを抑えることが最重要だと警告しており、パウエルFRB議長もタカ派化するものと思われる。もっともマーケットはパウエルFRB議長のタカ派を十分に織り込んでおり、よほど厳しい内容でない限りはセルザファクトのような展開も想定しておかなくてはならない。イベント前にズルズルとドルが上がってくるようであれば警戒感を高めておきたい。とはいえ、足元の米長期金利は3%近辺で底堅く推移しているほか、欧州エネルギー懸念や英欧の景気先行き不透明感が根強いことを踏まえると、相対的なドル選好地合いはまだ続きそうだ。ジャクソンホールの内容次第で戦略は変わるが、ユーロ/米ドルはパリティをレジスタンスに戻り売りが第一感になる。
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