【FX突撃取材!】4月20日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年4月20日13時時点に井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月20日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週のマーケットは円安トレンド一色となっており、本日20日(水)も米ドル/円は一時129円台とおよそ20年ぶりの高値圏に乗せた。しかし、急ピッチで上昇したこともあり、東京時間の仲値付近で付けた高値129.40円から1円以上、下落するなど、乱高下が続いている。米ドル/円は130円台突破も十分射程圏内に入るが、このレベルでは当局者から円安けん制のトーンが高まる可能性もあり、神経質な展開にはなるだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円については、強気スタンスを維持したい。目先では次回5月5日(木)日本時間未明のFOMCが一旦の転換点(セル・ザ・ファクト)と考えることもできるが、逆に言えば、そこまでは円安主導による米ドル/円上昇トレンドを打ち消す材料は見当たらない。引き続きバイアンドホールドでいいだろう。ただし、短期的には、ないとは思いつつも130円付近では「介入」がチラつくほか、米ドル/円ロングのプレイヤーが多いので大きめの調整が入る局面もあるだろう。また、今週は、明日21日(木)にはパウエルFRB議長の発言が予定されている。FRB高官発言でいえば、一昨日18日(月)に投票権を持つブラード米セントルイス連銀総裁から「75bp(0.75%)の利上げを排除しない」との発言も飛び出したほか、昨日19日(火)はエバンス米シカゴ連銀総裁から「中立金利以上の利上げが必要になると予想」とタカ派色を強める発言が続いた。米長期金利も2.90%台まで上昇しているだけにパウエルFRB議長もタカ派色を強めてくると内容次第でドル買い加速の可能性もあるため、確認はしておきたい。
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