【FX突撃取材!】3月23日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2022年3月23日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月23日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週18日(金)、日銀が金融緩和の継続と円安容認の姿勢を示した一方で、FRBは急速な利上げに舵を切っており、日米の金融政策が真逆を向いたことが意識されている。米ドル/円はショートカバーや節目のオプションを巻き込みながら120円を一気に上抜け121円台まで急上昇している。また、ウクライナ情勢の長期化懸念から資源価格が高騰していることも円安要因となるほか、リスクオフの円買いというロジックもワークしていないため、円売りが止まらない状況。足もとのFRBボードメンバーの発言を並べて見ても次回FOMCでは一気に50ベーシスポイント(0.5%)の利上げがコンセンサスになりつつあり、米ドル/円の地合いは相当強いとみている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
この地合いであれば米ドル/円はバイアンドホールドのスタンスで臨むのがよさそうだ。崩れるにしても、今の米ドル/円であれば大きなケガにはならないだろう。短期トレードができるのであれば米ドル/円、クロス円の上昇が急だっただけにスピード調整を狙った売りも可能だが、短期にとどめておきたい。調整による下値余地に見極めがつけば、買い場を探したいと考えている。
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