【FX突撃取材!】9月15日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年9月15日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月15日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日14日(火)夜の8月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことでインフレのピークアウト感からテーパリング開始時期の後退が意識され、ドルが売られる格好となっている。また、NYダウも米景気回復への鈍化が意識され軟化するとリスクオフの円買いも散見し米ドル/円は一時109.50円付近まで下値を拡大。日経平均も昨日14日(火)年初来高値を更新しており、上値に対して一定の達成感は出てくるかもしれない。マーケット全体に悲壮感は漂ってはいないものの、世界的な株価上昇の調整局面になる可能性には留意したい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円は1カ月続く109.50円~110.50円レンジの下限に差し掛かっており、神経質な展開だ。8月CPIの悪化が絶好の買い場提供となるのか、膠着状態を下方にブレイクできるのか、急所となる109.50円での攻防がカギとなる。戦略としては短期売買にはなるが、レンジ下限では何度かサポートされる可能性があり、第一感としては買い回転のオペレーションを試してみたい。ただ、レンジ下限には多くのロングポジションが溜まっており、ダウンサイドにブレイクした場合は、ロスカットを燃料にスピードが出そうだ。ブレイク時にうまくショートできるかはわからないが、チャンスはうかがいたい。
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