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【FX突撃取材!】5月12日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年5月12日14時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■5月12日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

現在、マーケットのテーマは各国のテーパリング(量的緩和策や金融資産の買い入れを減らしていくこと)の開始時期となっている。先進国ではカナダが先陣を切り、英国も追随している格好だ。実際にカナダドルやポンドは上昇しており、感度の良さが伺える。そして次にテーパリングに向かうと言われているのが欧州で、ECBは6月にもパンデミック緊急購入プログラムを縮小させる可能性がありそうだ。一方、米国も6月のFOMCでテーパリングの議論が出るのではと言われていたが、先週発表された米雇用統計の大幅悪化でテーパリング期待は剥落している。日本にもその兆候は見えてこない。テーパリング開始時期だけで見るとカナダドル>ポンド>ユーロ>ドル>円といった順番だろうか。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米雇用統計の大幅悪化はコロナ禍における統計上の問題もあると思うが、パウエルFRB議長や、イエレン米財務長官がインフレよりも雇用を優先する構えを強調していることからテーパリングに向かいにくくなったことは確かだ。テーパリング観測のある欧州と合わせてユーロ/米ドルのロングを検討したい。

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