【FX突撃取材!】4月7日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年4月7日12時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月7日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
足もとの米経済指標をみると先週末の米雇用統計、今週5日(月)のISM非製造業景気指数といい数字が並んでおり、米景気回復の力強さが確認できる。しかし、マーケットはドル高では反応しておらず、逆にドル高のエンジンとなっていた米長期金利が1.7%を天井に軟化すると米ドル/円もつられて109円台まで反落する形となっている。また、米ドル/円は急ピッチで上昇していただけにテクニカル的にも速調整が入る局面になっており、どこまで下値を拡大するか確認する必要がありそうだ。
そうした中、日本時間明日8日(木)未明にFOMC議事録が公開される。可能性は低いが、万が一テーパリング(資産購入の段階的縮小)をにおわせる展開があれば、ドルは急騰するだろう。しかし、特段サプライズがなければ今のドルを取り巻く環境を考えるとダウンサイドに目が行きやすいか。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米長期金利次第のところはあるが、米ドル/円は調整色が強くなっており、積極的に買い進む場面ではなさそうだ。英ポンド/円を見てもワクチン接種が進んでいたことが好感され一時153円台まで買われているが、昨日は特別な材料もなく、利益確定の売りに押され151円台迄下落している。足もと速度調整の局面ではあるが、ショートでついて行くには少し抵抗があり、一旦ポジションはスクエアにして様子を見たいところ。ただし、ここでさらに深い押しが入るのであれば買い場を探していきたい。
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