【FX突撃取材!】1月6日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年1月6日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■1月6日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
本日6日(水)は米ADP全国雇用者数や米FOMC議事録公表など大きめのイベントが控えるが、マーケットの注目は米ジョージア州上院議員選挙決選投票の開票結果だろう。残り2議席を巡って火花を散らしているが、共和党が1議席でもとって上院の過半数を死守するのか、民主党が2議席とも獲得して上下院の民主党多数でオールブルーになるのか注目されている。バイデン政権の法人税の引上げや、所得税やキャピタルゲイン課税強化が意識されていているため、構図としては「民主党勝利=リスクオフ」「共和党勝利=リスクオン」となっている。為替の反応としては民主党勝利でドル高、円高、共和党勝利でユーロ高、豪ドル高といった展開だろうか。選挙の集計は本日6日(水)日本時間の夜にはある程度終わっていると思うが、接戦となった場合は、結果が出るまで数日かかる可能性もあり注視しておきたいところだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
上院決選投票は本日6日(水)正午時点では民主党優勢となっている。まだ、結果はわからないものの、上下院の民主党多数でオールブルーとなれば、取り急ぎリスクオフで反応しそうだ。また、接戦で結果がなかなかでない展開でもリスクオフになりやすいだろう。仮にリスクオフ→ドル高に振れる展開があれば、中期的なドルの売り場を探す絶好のチャンスと考えることもできる。また、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で各国がロックダウンとなっているものの、これまでマーケットの反応は薄いが、今回の米政局をトリガーにして一気にリスクオフ相場へ向かう展開もあるだろう。例年、年始はトレンドができやすいので、走るのであればついていく方針だ。
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