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【FX突撃取材!】6月17日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]
井口喜雄 FX戦略

【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2020年6月17日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■6月17日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

米中で新型コロナウイルスの第2波が警戒されている。昨日16日(火)は米国でフロリダの感染者数が大幅に増加したほか、中国でも北京で感染者が100人を超えたことを受けて北京市で警戒レベルを2に引き上げている。また、朝鮮半島の地政学リスクもあってマーケット全体でみるとリスクオフのモメンタムだろう。しかし、世界的な金融緩和を背景に相変わらず株価は堅調だ。リスク要因は散見しているも金融政策が効果を発揮しており、為替は強弱入り混じった材料に動きが取りにくくなっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週に入って米ドル/円は方向感を失っており、本日17日(水)も107.25円付近に大きめのNYカットオプションがあって動きづらい状況だ。足元はレンジ内でうまく立ち回るのが得策だろう。コアレンジは107.00~107.50円でそこから広めに設定しても106.50~108.00円で戦ってみたい。ただ、ヘッドライン一つでボラティリティが発生するコロナ相場なので、動いたときは頭を切り替える必要がある。また、期限が迫るブレグジットだが、移行期間の延長は行わず12月末で英国はEUを離脱する流れとなりそうだ。今後の英欧貿易交渉に関しては楽観報道もあるが、現状は何も決まっておらず、移行までの時間がない事を考えると現段階ではポンドを積極的に買い進むことは困難か。


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