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【FX突撃取材!】10月23日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]

井口喜雄 FX戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年10月23日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■10月23日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

ポンド主導のマーケットが続いている。昨日22日(火)もEU離脱協定法案を第2読会で可決したことでポンドは一時対ドルで1.3000ドル、対円で141円迄上昇したが、その後行われたEU離脱協定法案の審議日程が否決されると一転、対ドルで1.28ドル台、対円も139円台に急落するなど荒い値動きとなった。米ドル/円に関しては明日24日(木)にペンス米副大統領が対中政策について演説を行うため、大きくポジションを傾けるには少しリスクが高い局面だ。ちょうど1年前になるが、ペンス米副大統領は演説で中国の行動を厳しく批判、その結果として米中貿易戦争が悪化した背景があるだけに1年前と同様強硬姿勢に変化がない場合、あしもと米中間のリスクオンムードは一気に剥落するだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

EU離脱協定法案の審議日程が否決されたことで、今月末31日(木)の期限前に離脱することがほぼ不可能な状態となり、ポンドは下落している。ただし、英政府は「短期の離脱延期を排除しない」としており、数週間の延期で議会審議を通過できる可能性はまだ残っている。また、「合意なき離脱」の可能性はほぼなくなり、時期こそ不透明ではあるが、着実に合意に向かっていることは間違いない。そのため、瞬間的にポンドが売り込まれることはあるだろうが、これまでと違って沈み続けることはないと考えている。一方、米ドル/円はペンス米副大統領の演説やFOMCといったイベント待ちだが、109円付近にある200日移動平均線は強固なレジスタンスとして機能しそうだ。上値を押さえる可能性が高いので108.80円~109.00円付近まで上昇する局面があれば、戻り売りを狙った戦略も悪くはないだろう。

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