【FX突撃取材!】10月2日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年10月2日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月2日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日1日(火)に発表された米ISM製造業景気指数は47.8と前月の49.1からさらに悪化し2009年以来の低水準となった。市場予想の50.1からも大幅に悪化したことで米ドル/円は108.40円付近から107.70円付近まで急落している。ISMがネガティブサプライズになったことで今月末に行われるFOMCでは連続利下げ確率が急上昇しており、今後予定されている米経済指標は重みを増すだろう。そうした中、週末にかけて本日2日(水)は米ADP雇用統計、明日3日(木)は米ISM非製造業景況指数、明後日4日(金)は米雇用統計と重要指標が続くだけに神経質な展開となりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一瞬目を疑うほど悪化したISMによって、今月末のFOMCでは現状維持(利下げなし)を予想していたが、わからなくなってきた。また、トランプ米大統領がISMの結果を追随するようにFRBに対してツイッターで連続利下げを要求していることも利下げ期待を後押ししそうだ。これで催促相場が始まり、マーケットが今月の利下げ確率をある程度まで織り込んでしまうと、FRBとして本意ではないにしても利下げせざるを得ないといった展開もありそうだ。ただ、米ドル/円は下値警戒姿勢を幾分強めておく必要はありそうだが、週末に米雇用統計を控えていることもあり、現段階では積極的に売り進むには疑問が残る。まず、本日2日(水)は米ADP雇用統計と、ウィリアムズNY連銀総裁発言からあしもとのファンダメンタルとFOMCメンバーのスタンスを確認しておきたい。
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