【FX突撃取材!】4月10日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年4月10日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■4月10日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日9日(火)はIMFが世界経済成長見通しを引き下げたほか、トランプ米大統領がEU製品に対して110億ドルの関税導入を表明した事でマーケットはリスクオフ。米ドル/円は世界的なリスクオフの地合いから下値を狙っていきたいところだが、本日10日(水)夜は20時45分にECB政策金利、21時30分にドラギECB総裁記者会見、米消費者物価指数、27時00分に米FOMC議事録と重要イベントが多く控えているため、トレードはこれらの内容を確認してからでも遅くはないだろう。FOMC議事録では「年内の利上げ見送り」の再確認や「年内利下げの可能性」があるのかなどを確認することになる。米消費者物価指数も先週5日(金)の米雇用統計で平均時給が低下していたことからインフレ率が鈍化していないか注目しておきたい。また、ブレグジットは離脱期限が明後日12日(金)に迫るなか、本日10日(水)のEU臨時首脳会談にて離脱期限延期の正式な発表待ちとなっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
トランプ米大統領がEUに対して関税導入を表明した事で、来週から予定される日米通商協議への警戒感が高まっている。米ドル/円はFOMCなどで上下に振らされる展開もありそうだが、基本的には日米通商協議がネックで上値は重くなりそうだ。111.50円で推移している200日移動平均線をレジスタンスに戻り売りを考えている。ただ、このままダウントレンドを形成して下値を深く掘っていくイメージはなく、あまり突っ込まないようにはしたい。
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