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【FX突撃取材!】1月16日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

カテゴリ:FX突撃取材!あの人の相場観と戦略[有名なあの人の現在の相場観と戦略を取材]

井口喜雄 FX戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2019年1月16日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。

■□■1月16日(水)井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

注目されたEU離脱案を巡る英議会採決だが、結果は否決され、反対した議員数は予想より多い118名に増加した。否決直後に英ポンド/円は137.37円付近まで売り込まれたものの、事前にかなり売り込まれていたこともあり、その後ポンドは買い戻しが優勢となった。否決そのものはマーケットに織り込み済だったため、むしろこれからの動向が注目される。まず本日16日(水)はメイ英首相の内閣不信任決議案の採決が予定されているほか、カーニーBOE総裁発言も予定されており目が離せない。また、英経済指標も消費者物価指数が発表されるなど様々なイベントでポンドは引き続き乱高下が予想される。

現在の為替相場の戦略やスタンス

まず本日16日(水)の英内閣不信任決議案だが、おそらく否決されるだろう。仮に可決されメイ英首相が辞任しても、どの党首もいまのところブレグジットの解決策が見えない。さらにいえばメイ英首相みずから辞任する可能性もあり、英政局がらみの混迷は当面続きそうだ。今度のシナリオとして考えられるのはEUに離脱期限延長したうえで「EUとの再交渉」「国民投票のやり直し」「合意なき離脱」「総選挙」といった選択肢があるだろう。様々な選択肢が想定され、先の読みにくい展開は続くが、EUに離脱期限延長が認められれば「合意なき離脱」といった最悪のシナリオは回避されやすくなる。引き続きポンドの乱高下には注意が必要となるが、合意なき離脱を織り込んでいたポンドに関しては、やや買戻し優勢の展開を予想する。

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