【FX突撃取材!】11月21日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2018年11月21日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月21日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日20日(火)は米国株の主要3指数が崩れ、本日21日(水)も日経平均や上海総合もつれ安となるなど、リスクオフ地合いだ。ただし、米ドル/円は安全通貨とされるドルと円が同じ方向に動いているため、方向感に乏しくなりやすい。また、明日22日(木)には米感謝祭(サンクスギビング)を控え、NYの参加者が減っていくこともあり、米ドル/円がどちらかにブレイクするにはハードルが高いだろう。一方で欧州通貨は波乱含みだ。本日21日(水)はイタリアの予算についてEUが公表を行う予定で、内容次第ではEUとイタリアの対立が深まるだろう。さらにブレグジット関連もメイ英首相に対する不信任決議の報道が過熱しており、予断を許さない状況が続いている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円は昨日20日(火)、下方へ崩れるのではとの期待感もあったが、しっかりと持ちこたえており、改めて底堅さが確認された。動きが出ないのであればレンジと割り切りオシレーター系のテクニカル指標を眺めながら、逆張りも検討したい。ブレグジット報道で揺れるポンドだが、メイ英首相に対する保守党議員による不信任決議の要請は可決に必要な48名に達したと報じられている。週末25日(日)のEU首脳会議で合意へ署名シナリオは不透明でまったく先が読めない展開となっている。ここからは「合意して離脱か」「合意なき離脱か」が焦点ではあるものの、ボラティリティが上昇するなか、偏った相場観はリスクが高いだろう。ポジションはスクエアにして上下走った方向に短期でついて行く方針は変わらない。
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<米ドル/円 日足チャート>
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