【FX突撃取材!】3月28日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。※取材は電話にて実施
お楽しみに♪
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それでは、2018年3月28日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月28日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日27日(火)、佐川前国税庁長官の証人喚問があったが、鉄壁のガードで対応し無難にこなしたことでリスクはやや改善。ただ、マーケットのテーマ自体は、米中貿易戦争であり、引き続き米トランプ政権に振り回される状況は変わらないだろう。また、世界的な株価の下落などのリスク要因にも、警戒が必要。米ドル/円に関していえば、実需勢のドル買いと短期勢のドル売りの構図がイメージ出来ている。どちらが優位かということは不明だが、短期筋に関しては、現在の米通商政策を口実として下値攻めをしてくることが考えられる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
週末にかけて、海外では4月1日(日)からイースター休暇があるため、こういうときは市場のリクイディティ(流動性)が極端に薄くなる。短期勢が仕掛けやすい局面ともなるため、こちらも十分な警戒が必要だろう。米ドル/円のポイントとなるレベルに関して。まずサポートラインは、今週の週初26日(月)に付けた、104.60円がターゲット。抜ければ104円が視野に。上値に関しては、21日移動平均線に差し掛かる106円ちょうど付近。21日移動平均線は終値べースでしっかり上抜けてこないとロング派にとっては苦しい展開が続いてしまうとみている。この移動平均線を上抜けられるかが鍵となるだろう。
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<米ドル/円 日足チャート>
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