【FX突撃取材!】1月10日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。※取材は電話にて実施
お楽しみに♪
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それでは、2018年1月10日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■1月10日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
新しい年が始まったので、まずは2018年の米ドル/円の展望について。2018年の米ドル/円上昇要因としては、米税制改革法案の更なる進捗や日米の金利差によるドル買いなどが挙げられる。マーケット関係者の間では年内120円まで上昇の声もあるが、そこまでの上昇には米インフレ率の改善が必要となってくる。そのため、なかなか容易ではないとみている。逆に下落要因としては、日銀の動向が大きい。欧米が金融政策正常化に向けて動く中、日銀だけが金融緩和といってはいられない状況のため、出口発言が少しでもあれば円高圧力が強まるだろう。また、トランプ政権が本年2018年秋に控える中間選挙で勝つためには、ドル安政策の発動も考えられる。そうなると、米ドル/円の下値は105円付近までが視野に入ってくる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
短期的な展望に移りたい。現在、日銀が長期国債の買い入れ額を減らしたことを受け、テーパリングの思惑から円買いが優勢となっている。昨年2017年の年初も同様の動きだった。先月12月から4回ほど跳ね返されている112円ちょうど付近がサポートとなっているため、ここをどう攻略出来るかがポイント。まずは、112円ちょうど付近の動きに注目したい。
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<米ドル/円 日足チャート>
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