■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(客観的な視点)■□■(※毎日更新)

本日の為替相場の焦点は、『週明けに強まった円買い・ドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
※１・23時00分：米)新築住宅販売件数
・26時00分：米)2年債入札
に注目が集まる。

米国以外では、
・12時05分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・18時00分：独)ZEW景況感調査
・18時00分：欧)ZEW景況感調査
・翌7時45分：NZ)貿易収支
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・ユーロ圏財務相会合
・米国の主要企業の決算発表(ベスト・バイ、ヒューレット・パッカード、インテュイット、その他)
・明日に[加)BOC政策金利＆声明発表]を控える
・26日・27日に[G7サミット(26日・27日開催)]を控える
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・日本の為替介入に対する思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。


★★★

本日は、ユーロ圏財務相会合が行われる。
また、明日に[加)BOC政策金利＆声明発表]、26日・27日に[G7サミット(26日・27日開催)]を控える。

米国の経済指標の発表は、[米)新築住宅販売件数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)2年債入札]の他、複数の主要企業の決算発表が予定されている。

先週の為替相場は、週明けから方向感なく一定のレンジ内での推移となっていたが、18日に公表された4月26日・27日開催分の米FOMC議事録でのサプライズを受けて大きくドル買い方向に傾き、ドル円は一時110円後半まで上昇し＆ユーロドルは一時1.12割れまで下落した。

週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、円買い・ドル買いの流れが優勢となって、ドル円とクロス円が大きめに下落している。

本日は、週明けに強まった円買い・ドル買いの流れの行方が重要。
その他、主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表での影響にも注視したい。


★本日発表の注目材料の詳細
※１・23時00分：米)新築住宅販売件数
→今週前半の注目材料の詳細は月曜日・夕方の記事を参照

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・12時05分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→直近でRBAの金融政策に大きな注目が集まっており、この発言内容次第では今後の金融政策への思惑で豪ドルが大きく動くキッカケになりやすい

・18時00分：独)ZEW景況感調査
・18時00分：欧)ZEW景況感調査
→ドイツのものがメイン。欧州の経済指標の中でも１，２の注目度。時間的にも欧州勢が動き出すキッカケになりやすい

・23時00分：米)新築住宅販売件数
・26時00分：米)2年債入札
→新築住宅販売件数は注目度及び市場影響度はまずまずと言ったところ
しかし、先週の為替相場が経済指標に敏感だったので、今週も注意したい
その他、2年債入札で米国の長期金利がどうなるか
直近では、週明けに強まった円買い・ドル買いの流れの行方が重要
為替相場にも影響を与えやすい主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向と共に注視したい

・翌7時45分：NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響はかなり大きめ


★今週の為替相場の焦点など
→【[先週の金融市場の終値]+[主要国・政策金利]5月20日クローズ】(※毎週土曜)
→【[5月23日～の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[5月23日～の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)

■□■羊飼いの現在の相場観や今日の戦略など(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

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