【教えてFX!あの人に突撃取材♪】5月17日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略
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その志摩力男さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました。※取材は電話にて実施
毎週・火曜日の昼過ぎから夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップします。
お楽しみに♪
それでは、 2016年5月17日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■5月17日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略[羊飼いのブログ限定・電話取材]
■現在の為替相場■
今朝公表されたRBA議事録では、次の利下げに繋がるコメントはなく、追加利下げへの思惑が後退したことによる豪ドルの買い戻しが入った。
オーストラリアはインフレ率が低下しており、ファンダメンタルズ的にもいずれは再利下げを考慮すると予想しているが、その時期は市場の期待よりは先になりそうだ。
また、オーストラリアにとって最大のリスクでもある中国経済がこのところ低調気味であるという点でも、豪ドルのラリーには限界があると見ている。そろそろ中国経済のリスクを織り込み始めるかもしれない。
米ドル/円は、今週末に仙台で開催されるG7、来週26日(木)から開催される伊勢志摩サミットのビッグイベントを控え、動きにくい状態が続いている。
下落するにも材料不足だが、上値も限定的。先週金曜日に発表された米国の小売売上高が良好な結果だったものの、109円50銭を試した後すぐに押し戻されている。
■今週の戦略■
週末と来週にビッグイベントを控えているため、今週も基本的には様子見姿勢。週末のG7では、過度な為替変動に対する考慮はありつつも、これまでのG20と同様、通貨安戦争に対する警戒が言及されるだろう。しかし、米ドル/円はどんなに上がったとしても115円が限界。
今年の米ドル/円は、年初からすでに15円ほど下落しており、後半はあまりダイナミックな動きは期待できないだろう。しばらくは、レンジを想定した取引が必要になるかもしれない。
今は、次の新しい材料が出るのを待ちたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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