■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(客観的な視点)■□■(※毎日更新)

本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場＆米・長期金利＆原油価格の動向』と『ドル・円・ユーロの方向性』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
※１・24時00分：米)中古住宅販売件数
※２・24時00分：米)消費者信頼感指数
・27時00分：米)2年債入札
に注目が集まる。

米国以外では、
・18時00分：独)IFO景況指数
・20時15分：ス)ジョーダンSNB総裁の発言
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・欧州の大手金融機関の決算発表→スタンダードチャータード
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(23日・2年債、24日・2年物価連動債＆5年債、26日・7年債)
・米国の主要企業の決算発表→ホーム・デポ、オフィス・デポ、メーシーズ、その他
・週末に[G20財務相・中央銀行総裁会議(26日・27日開催)]を控える
・ドル・円・ユーロの方向性
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・イギリスのEU離脱問題
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・人民元の動向
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
・ドイツ銀行の信用不安
などが重要。


★★★

本日の米国の経済指標は、[米)中古住宅販売件数]と[米)消費者信頼感指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)2年債入札]の他、複数の主要企業の決算発表が予定されている。

先週の為替相場は、週明けからリスク回避の巻き戻しが強まって、ドル円は一時115円直前まで上昇した。その後、主要な株式市場や米国の長期金利、原油価格などで反発が優勢な中、為替相場は方向感を欠いた動きとなっていたが、週末にかけて株安＆ドル安に傾くなど再度リスク回避ヨリになって引けた。

週明けの為替相場は、先週末に行われたEU首脳会議を受けてポンドが大きく下落してスタート。その後は、株高＆原油高の傾向が顕著になる中、ドル円は一時113円半ばまで上昇するも再度113円割れまで下落し＆ユーロドルはジリジリと下値を試している。

本日は、為替相場と他の金融市場の相関性が弱くなってきたため、ドル・円・ユーロ、それぞれの方向性を見極めたい局面。
その他、主要な株式市場や米国の長期金利、原油価格の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表、イギリスのEU離脱問題での影響も重要となる。


★本日発表の注目材料の詳細
※１・24時00分：米)中古住宅販売件数
※２・24時00分：米)消費者信頼感指数
→今週前半の注目材料の詳細は月曜日・夕方の記事を参照

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・18時00分：独)IFO景況指数
→欧州で１，２を争う注目度及び影響度を誇る。欧州勢が動き出すキッカケとして注視

・20時15分：ス)ジョーダンSNB総裁の発言
→言及内容次第。今後の金融政策や為替への深い言及があれば、スイスフランが大きく動くキッカケになりやすい

・24時00分：米)中古住宅販売件数
・24時00分：米)消費者信頼感指数
・27時00分：米)2年債入札
→株高＆原油高が堅調になる中、ドル円は一時113円半ばまで上昇するも再度113円割れまで下落し＆ユーロドルはジリジリと下値を試した
為替相場と他の金融市場の相関性が弱くなってきているのか？
その点も踏まえて、ドル・円・ユーロ、それぞれの方向性を見極めたい局面


★今週の為替相場の焦点など
→【[先週の金融市場の終値]+[主要国・政策金利]2月19日クローズ】(※毎週土曜)
→【[2月22日～の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[2月22日～の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)

■□■羊飼いの現在の相場観や今日の戦略など(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

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