9月11日(水曜日)の為替相場の注目材料と指標ランク
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■今日の為替相場の注目材料と指標ランク■
→更新履歴:★【9月11日6時30分】「注目材料と指標ランク」の【表】の部分をアップ→★【7時17分】「詳細情報や相場観」の部分をアップ
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(【更新済み!】→「続き」以降の部分とは2段階に分けて更新しています)
■□■前営業日までの為替相場の動向及び方向感■□■
■前営業日の金融市場の終値[NYクローズ時点](※毎日更新)
■前営業日=9月10日
・NYダウ工業株30種→15191.06 +127.94
・S&P500種→1683.99 +12.28
・ナスダック→3729.02 +22.84
・英FTSE100→6583.99 +53.25
・独DAX→8446.54 +170.22
・日経平均→14423.36 +218.13
(日経平均先物[大証](終:15時15分)→14400 +180)
(日経平均先物[夜間取引](終:27時00分)→14560 大証比+160)
・金→1364.00 -22.70
・原油→107.39 -2.13
・米10年国債→2.968 +0.048
・米長期国債利回り→0.735 -0.015
・ドル/円→100.4↑
・ユーロ/ドル→1.327↑
・ポンド/ドル→1.573↑
・ドル/スイス→0.935↑
・ユーロ/円→133.2↑
・ポンド/円→157.9↑
・スイス/円→107.4↑
・カナダ/円→97.0↑
・豪ドル/円→93.5↑
・NZドル/円→81.0↑
・ユーロ/ポンド→0.843→
・ユーロ/スイス→1.240↑
・ポンド/スイス→1.470↑
・豪ドル/ドル→0.935↑
・豪ドル/NZドル→1.154↑
・ユーロ/豪ドル→1.424↓
・豪ドル/スイス→0.870↑
※↓↑→は前営業日と比べての方向
■前営業日の傾向[ドル円及びユーロドルが主体](※毎日更新)
ドル円は、続伸で、大幅上昇。
日本の要人発言でドル買い・円売りとなったほか、米長期金利の上昇もドル円の上昇を後押し。その後は、シリア情勢への懸念が後退したことで欧米の株式市場が大幅上昇して、ドル円も上値を試した。一時100.5手前まで上昇し、高値圏のまま引けた。
ユーロドルは、続伸で、小幅上昇。
ドル円でのドル買いが波及して一時値を崩す場面もあったが、欧米の株式市場が大幅上昇したことでリスク回避の巻き戻しが加速して、ユーロドルはNY市場序盤で上値を試した後に高値圏のまま引けた。
■直近の為替相場の傾向&方程式[ドル円及びユーロドルが主体](※9月9日朝時点)
※米・雇用統計明け及び2020年オリンピック開催地が東京に決定した影響を見極め中
■今週の為替相場の焦点
→【【先週の金融市場の終値】+【主要国・政策金利】9月6日クローズ】(※毎週土曜)
→【[9月9日~の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[9月9日~の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)
■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(極力客観的な視点)■□■(※毎日更新)
本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『シリア問題』、そして『米国の量的緩和早期縮小への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌6時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
への注目度が高い。
これら以外では、
・米)週間原油在庫の公表
・世界経済フォーラム夏季ダボス会議(11日・12日・13日開催)
・米・オバマ大統領がシリア問題に関して米国民向けに演説を予定
・明日に『NZ)RBNZ政策金利&声明発表』を控える点
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・シリア問題
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
本日は、米)週間原油在庫の公表が行われ、13日まで世界経済フォーラム夏季ダボス会議が開催される。
また、明日に『NZ)RBNZ政策金利&声明発表』を控える。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週半ばまで、シリア情勢や米国の量的緩和早期縮小への思惑で、ドル円は大きく上昇&ユーロドルは大きく下落した。その後、木曜日のECB理事会結果発表明けでのドラギECB総裁の記者会見をキッカケにユーロ売りが加速し、金曜日の米・雇用統計の予想より悪い結果でドル売りが加速した。
今週の為替相場は、2020年のオリンピック開催地が東京に決定したことで、円安方向に大きく窓を開けてスタートした後は、米・長期金利の低下でのドル売りが強まったが、シリア問題への懸念の後退で株式市場が大きく上昇して、リスク回避の巻き戻しが加速している。
本日の為替相場は、引き続き、現在の為替相場の焦点であるシリア問題や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑などに注意したい。
また、来週に『米)FOMC結果発表』を控える点も重要となる。
★本日発表の注目材料の詳細
※本日はなし
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌6時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
→金利は据え置きでサプライズの可能性は低いが、今後への思惑で大きく動き出すキッカケになる可能性が高い
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