9月6日(金曜日)の為替相場の注目材料と指標ランク
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■今日の為替相場の注目材料と指標ランク■
→更新履歴:★【9月6日7時10分】「注目材料と指標ランク」の【表】の部分をアップ→★【8時16分】「詳細情報や相場観」の部分をアップ
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(【更新済み!】→「続き」以降の部分とは2段階に分けて更新しています)
■□■前営業日までの為替相場の動向及び方向感■□■
■前営業日の金融市場の終値[NYクローズ時点](※毎日更新)
■前営業日=9月5日
・NYダウ→14937.48 +6.61
・S&P500種→1655.08 +2.00
・ナスダック→3658.78
・英FTSE100→6532.44 +57.70
・独DAX→8234.98 +39.06
・日経平均→14064.82 +10.95
(日経平均先物(終:15時15分)→14000 -100)
(日経平均先物[夜間取引](終:27時00分)→14060 +60)
・金→1373.00 -17.00
・原油→108.37 +1.14
・米10年国債→2.998 +0.100
・米長期国債利回り→0.775 +0.005
・ドル/円→100.1↑
・ユーロ/ドル→1.312↓
・ポンド/ドル→1.558↓
・ドル/スイス→0.945↑
・ユーロ/円→131.3↓
・ポンド/円→156.0↑
・スイス/円→105.9↓
・カナダ/円→95.3↑
・豪ドル/円→91.3↓
・NZドル/円→78.9→
・ユーロ/ポンド→0.842↓
・ユーロ/スイス→1.240↑
・ポンド/スイス→1.473↑
・豪ドル/ドル→0.913↓
・豪ドル/NZドル→1.157↓
・ユーロ/豪ドル→1.437↓
・豪ドル/スイス→0.862↑
※↓↑→は前営業日と比べての方向
■前営業日の傾向[ドル円及びユーロドルが主体](※毎日更新)
ドル円は、4営業日続伸で、100円乗せ。
東京市場で円売り・ドル買いが優勢ながらも100円手前の抵抗が根強く、高値圏での揉み合いが継続。日本株引け後に一旦100円に乗せるも、直ぐに戻されて反落。再度、NY市場でのISM非製造業指数の良い結果に大きく反応して100円乗せ。その後、100円を挟んで何度か上下するも、結局は100円に乗せたまま引けた。
ユーロドルは、反落し、大幅下落。
NY市場までは堅調な推移で、一時上値を試す場面も。しかし、ISM非製造業指数の良い結果でのドル買いやECB金融政策発表後のドラギ総裁の記者会見でハト派よりの発言を受けてユーロ売りで下落が加速。一時1.310間近まで。その後、多少反発するも、安値圏のまま引けた。
■直近の為替相場の傾向&方程式[ドル円及びユーロドルが主体](※9月2日朝時点)
・シリア情勢やその思惑
シリア情勢が悪化→リスク回避の流れ
シリア情勢が改善→リスク回避の巻き戻し
・米国の株式市場
上昇→リスク選好の流れ
下落→リスク回避の流れ
・米国の長期金利
上昇→ドル高
下落→ドル安
・米国の量的緩和早期縮小への思惑
高まる→株安&ドル高
弱まる→株高&ドル安
・米国の経済指標の発表
良い結果→米国の量的緩和早期縮小への思惑が高まる&ドル買い
悪い結果→米国の量的緩和早期縮小への思惑が弱まる&ドル売り
・金融市場のリスク許容度
リスク選好の流れ→資源国通貨&欧州通貨買い・ドル買い・円売り
リスク回避の流れ→資源国通貨&欧州通貨売り・ドル売り・円買い
■今週の為替相場の焦点
→【【先週の金融市場の終値】+【主要国・政策金利】8月30日クローズ】(※毎週土曜)
→【[9月2日~の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[9月2日~の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)
■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(極力客観的な視点)■□■(※毎日更新)
本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表』と『米国の量的緩和早期縮小への思惑』、そして『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
※1・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。
米国以外では、
・16時15分:ス)消費者物価指数
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
・19時00分:独)鉱工業生産
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。
これら以外では、
・『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響
・週末要因
・G20首脳会議(5日・6日開催)
・シリア情勢やその思惑
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・欧米勢が夏季休暇明けとなる時期
などの要因も重要。
★★★
本日は、『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けの週末金曜日。
また、G20首脳会議が開催中。
米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、シリア情勢や米国の量的緩和早期縮小への思惑で、ドル円は大きく上昇し、ユーロドルは大きく下落している。ドル円は昨日の相場で100円乗せとなり、ユーロドルは昨日のドラギECB総裁の発言でユーロ売りが加速した。
本日の為替相場は、米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率の発表に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点であるシリア情勢やその思惑や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑などにも注意したい。
その他、『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響や週末要因やポジション調整、G20首脳会議での影響も重要。
★本日発表の注目材料の詳細
※1・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→→→詳細は、水曜日の夕方の記事をご覧下さい
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・19時00分:独)鉱工業生産
→発表での影響は限定的も、欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→直近ではシリア情勢にも大きな注目が集まっているが、依然として金融量的緩和の早期解除が大きな焦点となっており、経済指標発表での影響力は非常に大きくなっている。そんな中で行われる金融市場にとって月に1度のビッグイベントと言える米・雇用統計の発表。この発表次第では今までの流れを一変しかねない。株式市場や長期金利と共に発表での変動に注目
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
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