8月30日(金曜日)の為替相場の注目材料と指標ランク
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■今日の為替相場の注目材料と指標ランク■
→更新履歴:★【8月30日6時59分】「注目材料と指標ランク」の【表】の部分をアップ→★【8時2分】「詳細情報や相場観」の部分をアップ
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(【更新済み!】→「続き」以降の部分とは2段階に分けて更新しています)
■□■前営業日までの為替相場の動向及び方向感■□■
■前営業日の金融市場の終値[NYクローズ時点](※毎日更新)
■前営業日=8月29日
・NYダウ→14840.95 +16.44
・ナス→3620.30 +26.95
・英FT100→6483.05 +52.99
・独DAX→8194.55 +36.65
・日経平均→13459.71 +121.25
(日経平均先物(終:15時15分)→13460 +100)
(日経平均先物[夜間取引](終:27時00分)→13550 +90)
・金→1412.90 -5.90
・原油→108.80 -1.30
・米10年国債→2.767 -0.004
・米長期国債利回り→0.710 -0.005
・ドル/円→98.3↑
・ユーロ/ドル→1.324↓
・ポンド/ドル→1.550↓
・ドル/スイス→0.931↑
・ユーロ/円→130.2→
・ポンド/円→152.5↑
・スイス/円→105.6↓
・カナダ/円→93.3↓
・豪ドル/円→87.8↑
・NZドル/円→76.4↑
・ユーロ/ポンド→0.854↓
・ユーロ/スイス→1.233↑
・ポンド/スイス→1.443↑
・豪ドル/ドル→0.893→
・豪ドル/NZドル→1.149↑
・ユーロ/豪ドル→1.482↓
・豪ドル/スイス→0.831↑
※↓↑→は前営業日と比べての方向
■前営業日の傾向[ドル円及びユーロドルが主体](※毎日更新)
ドル円は、反発が継続して、大幅上昇。
シリア情勢への懸念が一段落し、株価の反発が継続して、円売り・ドル買いの流れが優勢な展開も継続。米長期金利の上昇で、ドル買いを後押し。米国の経済指標の良い結果で、ドル買い方向に加速して上値を試した。NY午後は、利益確定などで一旦戻されて軟調になるも、NYクローズにかけて再度ジリジリと上昇して高値圏で引けた。
ユーロドルは、続伸して、大幅下落
米長期金利の続伸を受けて、ドル買いが加速。その後、米経済指標の良い結果でのドル買いで、更に下落が加速して下値を試す展開。NY午後は、利益確定などで一旦戻されるも、NYクローズにかけて再度ジリジリと下落して安値圏で引けた。
■直近の為替相場の傾向&方程式[ドル円及びユーロドルが主体](※8月28日朝時点)
・シリア情勢の緊迫化で、世界の株価が大幅下落でリスク回避の流れが加速
円買い・ドル売り・欧州通貨&資源国通貨売り
ドル円では、円買い・ドル売りで下落
ユーロドルでは、ユーロ売りとドル売りが混在
・米国の株式市場
上昇→リスク選好の流れ
下落→リスク回避の流れ
・米国の長期金利
上昇→ドル高
下落→ドル安
・米国の量的緩和早期縮小への思惑
高まる→株安&ドル高
弱まる→株高&ドル安
・米国の経済指標の発表
良い結果→米国の量的緩和早期縮小への思惑が高まる&ドル買い
悪い結果→米国の量的緩和早期縮小への思惑が弱まる&ドル売り
・金融市場のリスク許容度
リスク選好の流れ→資源国通貨&欧州通貨買い・ドル買い・円売り
リスク回避の流れ→資源国通貨&欧州通貨売り・ドル売り・円買い
■今週の為替相場の焦点
→【【先週の金融市場の終値】+【主要国・政策金利】8月23日クローズ】(※毎週土曜)
→【[8月26日~の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[8月26日~の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)
■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(極力客観的な視点)■□■(※毎日更新)
本日の為替相場の焦点は、『米国の株式市場及び長期金利の動向』や『シリア情勢での影響や思惑』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』と『米国が連休入りとなる週末要因』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
※1・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
※2・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
※3・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・15時00分:独)小売売上高
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
・21時30分:加)GDP&第2四半期GDP
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因(週明けの9月2日(月)に米国が休場となるため米国は連休入り)
・8月の月末要因(8月の月末での最後の営業日)
・31日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控える点
・来週に『米)雇用統計の発表』を控える点
・来週に『オーストラリア、日本、英国、欧州、カナダの金融政策の発表』を控える点
・シリア情勢での影響や思惑
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で8月の月末での最後の営業日。更に週明けの9月2日(月)に米国が休場となるため米国は連休入りとなる。
また、31日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還を控える。
米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターやシカゴ購買部協会景気指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、FOMC議事録が公表されたことで、米国の量的緩和早期縮小への思惑が高まり、株安・ドル高の流れが加速。ドル円は上値を試して大幅上昇し、ユーロドルは大きく下落した後に戻している。
今週の為替相場は、シリア情勢での金融市場のリスク許容度や米国の量的緩和早期縮小への思惑での米国の長期金利の動向でドル円もユーロドルも大きく上下に振れている。
本日の為替相場は、米国の長期金利の動向とシリア情勢での影響や思惑に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や週末要因及び米国が連休入りとなる点も重要。
★本日発表の注目材料の詳細
※1・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
※2・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
※3・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→→→詳細は、水曜日の夕方の記事をご覧下さい
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響は大きめ
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度は高いが、発表での影響は限定的か
・15時00分:独)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
→発表でのユーロへの影響はまずまずも、欧州市場で為替相場が動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)GDP&第2四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→ミシガンがメイン。依然として金融量的緩和の早期解除が大きな焦点となっており、経済指標発表での影響力は大きい。株式市場や長期金利と共に発表での変動に注目
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