8月9日(金曜日)の為替相場の注目材料と指標ランク
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■今日の為替相場の注目材料と指標ランク■
→更新履歴:★【8月9日6時36分】「注目材料と指標ランク」の【表】の部分をアップ→★【7時53分】「詳細情報や相場観」の部分をアップ
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(【更新済み!】→「続き」以降の部分とは2段階に分けて更新しています)
■□■前営業日までの為替相場の動向及び方向感■□■
■前営業日の金融市場の終値[NYクローズ時点](※毎日更新)
■前営業日=8月8日
・NYダウ→15498.32 +27.65
・ナス→3669.12 +15.11
・英FT100→6529.68 +18.47
・独DAX→8318.32 +57.84
・CME.N225→13690.00 -55.00
・金→1309.90 +24.60
・原油→103.40 -0.97
・ドル/円→96.7↑
・ユーロ/ドル→1.338↑
・ポンド/ドル→1.553↑
・ドル/スイス→0.920→
・ユーロ/円→129.4↑
・ポンド/円→150.2↑
・スイス/円→105.1↑
・カナダ/円→93.6↑
・豪ドル/円→88.0↑
・NZドル/円→77.4↑
・ユーロ/ポンド→0.861→
・ユーロ/スイス→1.231↑
・ポンド/スイス→1.429↑
・豪ドル/ドル→0.910↑
・豪ドル/NZドル→1.136↑
・ユーロ/豪ドル→1.470↓
・豪ドル/スイス→0.837↑
※↓↑→は前営業日と比べての方向
■前営業日の傾向[ドル円及びユーロドルが主体](※毎日更新)
ドル円は、大幅下落で一時96円割れ。その後大幅反発して、前日比小幅上昇
ドル売りが優勢な地合いの中、日経平均の大幅下落で円買い・ドル売りの流れが加速。NY市場で米国の経済指標が良かったものの下落は止まらず、NYダウがマイ転したことや米長期金利の低下で更に下値を試して96円割れまで下落。しかし、その後にNYダウが反発した事などから、ドル円も反発・買い戻しが優勢となり、ジリジリと96円後半まで上昇して引けた
ユーロドルは、続伸で一時1.34台乗せ。その後多少戻されて、前日比小幅上昇
ドル売りが優勢な地合いの中、ユーロドルはジリジリと上昇。NY市場で、欧州株価が堅調なことや米長期金利の低下などで、上値を試して一時1.34台乗せ。その後は、ドル買い戻しの流れを受けて、ジリジリと戻されるも高値圏で推移した
■直近の為替相場の傾向&方程式[ドル円及びユーロドルが主体](※8月8日朝時点)
・株安・ドル安の流れが優勢
・ドル売り方向の材料に反応しやすい
・日経平均の上下にドル円が反応しやすい
・米株下落でリスク回避の流れ
・米長期金利の低下でドル売り
・米国の経済指標に敏感だが、ドル売りヨリに反応しやすい
■今週の為替相場の焦点
→【【先週の金融市場の終値】+【主要国・政策金利】8月2日クローズ】(※毎週土曜)
→【[8月5日~の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[8月5日~の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)
■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(極力客観的な視点)■□■(※毎日更新)
本日の為替相場の焦点は、『今週に入って加速している株安・ドル安地合いの継続』と『主要な株式市場や米国の長期金利の動向』、『週末要因や直近で大きく動いたポジション調整』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
・17時30分:英)貿易収支
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因
・今週に入って加速している株安・ドル安地合いの継続
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・欧州の大手金融機関決算が本格化
・金や原油などの商品市場の動向
・世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で、シンガポールと南アフリカが休場。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)、米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、FOMC結果発表後にドル買いが優勢となったが、米国の雇用統計の悪い結果でドル売りが加速して週末を迎えた。
今週の為替相場は、週明けから金融市場全体が不安定で株安・ドル安が優勢な地合いとなっており、ドル円は大幅下落&ユーロドルは大幅上昇している。
本日の為替相場は、今週に入って加速している株安・ドル安地合いの継続に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の長期金利の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などに注目したい。
その他、週末要因や直近で大きく動いたポジション調整などにも注意。
★本日発表の注目材料の詳細
※本日はなし
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
→今後の金融政策への思惑で豪ドルの大きな変動に繋がりやすい
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
→中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑が噴出しやすく、金融市場全体に影響を与えやすい。特に豪ドルへの影響が非常に大きい
・17時30分:英)貿易収支
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・21時15分:加)住宅着工件
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→失業率がメイン。発表でのカナダドルへの影響は大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
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