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今週も先週に引き続き、つかささんについてです。

⇒つかささん(その1)トレーダー集団｢GT5｣
⇒つかささん(その2)ダウ理論の発展系｢帯｣
⇒つかささん(その3)｢帯｣を使ったデイトレ
⇒つかささん(その4)課題は｢メンホー｣

■大きな流れにトレンドフォロー

1ダウ理論を発展させた「帯」を使ってトレードするGT5のつかささん。前回教えてもらった帯を使ったトレード例を教えてもらおう。

「基本はトレンドフォローです。日足から４時間足、１時間足と落とし込んでいき、長期の方向感を見る。もし長期の方向が上であれば、５分足、１分足と短期に落とし込んで『売りが失敗した場面でのロング』を基本です」

■押し目買い、戻り売りの目安に帯を使う

エントリーの目安に使うのが帯だ。

「前回、紹介したのは４時間足や１時間足が下落していたとき、１分足に引いた帯です。このとき、１分足が上昇してきたため、帯を目安にして戻り売りしました」


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■利益確定、損切りの目安は

「短期的な戻りを取りに行くトレード、つまり長期の方向に対する逆張りも行いますがあまり勝率はよくないですね。

「ひとつのトリガーに対してエントリーは基本１回です。階段状に上がっていくようなトレンドを追いかけてのエントリーは極力控えていて、やったとしても１、２回。利食いの目安は直近高値・安値ですが、逆行したらすぐに利食ってしまうので、利幅は６pipsから８pipsくらいが多いですね。たまに10pips以上のホームランが出る、という感じです」

損切りについてはどう考えているのだろうか。

「エントリーのトリガーが否定されたら迷わず切ります。10pips以内に収まることがほとんどですね」

■トレードは夕方と夜間が中心

スキャルピングよりは長め、短めのデイトレードといったイメージだろうか。

「通貨ペアは米ドル／円がほとんど。１日に30、40トレードくらいです。値動きが荒いときは『撃ち合い』で、トレード回数が増えることもありますが」

取引するのは欧州市場の始まりから、ニューヨーク市場の始まりが中心だ。

「昼ごろに起きてチャートを見始めて、本格的にトレードを始めるのは欧州市場が始まる夕方からですが、待ち時間も多いですね。欧州時間のトレードが終わると食事などの休憩を挟んで21時くらいからトレードを再開、０時すぎに終了というのがだいたいのイメージです。動いていれば３時くらいまで取引することもあります」

つかささん(その4)へ続く。

つかささんのコラムは全4回となっています。
⇒つかささん(その1)トレーダー集団「GT5」はコチラ！
⇒つかささん(その2)ダウ理論の発展系｢帯｣
⇒つかささん(その3)｢帯｣を使ったデイトレ
⇒つかささん(その4)課題は｢メンホー｣

【プロフィール】
つかささんWe Love FX　～season Ⅱ～
バンドを組んでいた20代でFXを開始するも240万円を失い撤退。耳の悪化により音楽系の仕事が困難になったことからFX専業トレーダーへの転職を決意。最初の1年間をデモ口座での研究、仲間との研鑽に費やし、独自の「帯」を軸にしたトレード理論を確立させる。勝てない時代にともに研究した仲間2人とトレーダー集団「GT5」としてブログを更新。オフ会なども積極的に開催する。