■□■本日の為替相場の注目点とその見通し(客観的な視点)■□■(※毎日更新)

本日の為替相場の焦点は、『米ドルと日本円の方向性』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
※1・24時00分：米)中古住宅販売件数
・25時30分：米)2年債入札
・27時00分：米)5年債入札
に注目が集まる。

米国以外では、
注目度の高いものの発表はない。

経済指標及び要人発言以外では、
・週明け
・今週→ニュージーランド(24日)の金融政策発表と欧州(25日)、米国(24日)の議事録公表が予定
・今週→米国が感謝祭絡みの連休入り(25日・木曜日→米国が感謝祭→米国の金融市場は休場、26日・金曜日→ブラックフライデー→米国の金融市場は短縮取引、米国では連休にして休暇入りとなる人も多い)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(終了間近)
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(2年債＆5年債→22日、7年債→23日)
・金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す)
・米ドルと日本円の方向性
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(今週・24日に議事録の公表あり)
・次期FRB議長の人事(パウエルFRB議長が続投なるか、近日中に候補者を指名予定)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
・原油と金を中心とした商品市場
・バイデン米大統領の発言
・新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大など)
・米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・欧州の金融政策(10月28日に金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策(10月28日に金融政策発表を消化済み)
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
などが重要となる。

★★★

本日は、週明け月曜日。

本日の米国の経済指標は、中古住宅販売件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、2年債の入札と5年債の入札が予定されている。

先週の為替相場は、ドル円は113円半ばから114円後半で上下に大きく振れた後に114円ちょうど付近で、ユーロドルはぐんぐんと下値を試した後に一旦反発するも再度下値を試して1.12後半で、週末クローズを迎えている。

週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートしている。

本日は、米ドルと日本円の方向性と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑が重要となる。
その他、金融市場のリスク許容度や次期FRB議長の人事、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、中国企業・恒大集団の経営破綻懸念、新型コロナウイルスの感染状況(変異株の拡大)、25日から米感謝祭入りとなる点などにも注意したい。

★本日発表の注目材料の詳細
※1・24時00分：米)中古住宅販売件数
→今週前半の注目材料の詳細は月曜日・夕方の記事を参照

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・24時00分：米)中古住宅販売件数
・25時30分：米)2年債入札
・27時00分：米)5年債入札
→週明け
25日から米感謝祭入りとなるため、それに向けての流れを見極めたい

★今週の為替相場の焦点など
→【[先週の金融市場の終値]+[主要国・政策金利]11月19日クローズ】(※毎週土曜)
→【[11月22日～の週]為替相場の注目材料スケジュールと焦点】(※毎週日曜)
→【[11月22日～の週]為替相場の『先週の復習』と『今週の予習』】(※毎週月曜)
→【[今週後半]発表の注目イベントを厳選して「羊飼い秘蔵データ」】(※毎週水曜)